23年度の芋のシーズンも終わりに近づき、次のシーズンにさらなるおもしろい芋けんぴを作るため、いろんな芋を取り寄せてみました。
まずはこれ。
前もちょっと紹介した紫娘という品種。九州137号とも呼ばれます。
種子島紫という品種とも、ほぼ同系統のもので皮が白く、中は紫。
固くて切るのが大変なんだけど、意外と水分は多くて熱を加えるとしっとりします。
続いてこちら。
関東83号。通称、関八(かんぱち)。環状八号線ではございません。
前は「寿(ことぶき)」と呼ばれていたそうです。
これ、最近出回ってるねっとり系の芋と正反対で、非常に粉っぽい。
栗の食感に近い感じで、焼くとホクホクとした食感になります。
よく芋けんぴに使われる黄金千貫も、このような食感で、芋けんぴにするとカリッときれいに揚がります。
続いてこちら。
皮が赤で、中がオレンジの芋。
これは、隼人芋と呼ばれたり、人参芋と呼ばれたり、かぼちゃ芋と呼ばれたりします。
人参芋には皮が白のものもあり、久木田農園さんの人参芋はそれだったので、ここではかぼちゃ芋と呼ぶことにします。
味の特徴は人参芋とほぼ同じで、甘みが強くねっとりとした食感で、カロチンを含んでいるからか独特の風味がします。
最後に、宮崎紅。(写真は後ほど)
これは、よく聞く鳴門金時などと同じ高系14号という品種から生まれたもので、焼くとねっとりとホクホクの中間、しっとりなめらかな食感と甘みが特徴です。
さつまいものこと、ちょっとずつ学べてきました。
芋けんぴを作り出してすぐに勉強するんじゃなく、知りたい!と思った時に調べられたので(しかも味わいながら)、とても楽しく勉強できたという感じです。
こんな感じですべてのことが学べたらいいですね。
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