2012年2月13日月曜日

コーヒーピープル

川口葉子さんの著書『コーヒーピープル』を読みました。

僕自身は、元々コーヒーに馴染みはありませんでした。
しかし、ひとつの出会いから、コーヒーに関わる様々な方たちの想いや、それをカタチにする生き方にふれて、大きな影響を受けました。
そんなコーヒーとともに生きている方たちの、これまでの道のりやこれからのまなざしを納めた本。

感想としては、この本を読んで完結するものじゃなく、きっかけになる本だなあと思います。
生き方というのは、言葉ですべて表現するのは難しい。だからこそ、ふれてわかることがたくさんある。きっとその人の一杯を飲んで、改めて書かれている言葉の意味がわかったり、そこでしか感じられないものがあることに気付く。
そのきっかけを作る本だなあって。

あっ、ごめんなさい。
一杯じゃ気付かないです。二杯、三杯、、十杯…
生き方は、重ねた分だけ見えるのかもしれない。
その人に何かを感じたら、ぜひ同じ時間を重ねてみてください。
きっと見えてくるものがある。


コーヒーを作る人、焙煎する人、淹れる人、飲む人。
コーヒーで場所を作る人、何かを伝える人、集う人。
コーヒーはいいなあ。

奥深さ、まだ見ぬ可能性が生んだ豊かな文化がある。
僕にとってコーヒーは、憧れです。

でも進む道はコーヒーじゃない。
芋けんぴにも同じような可能性がある。

完全に同じというわけじゃなく、芋けんぴにしかない色がある。
楽しみだなあ。

いつか『芋けんぴープル』が生まれることを信じて。

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