2012年6月6日水曜日

つばめ

傘をさして歩いていて、ふと気付いて上を見てみると、つばめの巣がありました。
そこにはもう大きくなったヒナ達が、ぎゅうぎゅうになって並んでいました。
まだ黒っぽい丸い体に、黄色い真一文字の小さなくちばしが並んでいて、すごくかわいい。

雨の日がパッと明るくなるような景色でした。

この前ラジオで聞いたんだけど、つばめは人間に寄り添って生きているんだそうです。
土で巣を作る鳥は珍しく、これは人間が建てた建物に巣を作ることを前提としているからだそう。
たしかに木とかだと、雨で溶けちゃいますもんね。
そして人間の気配が、他の天敵を寄せ付けなくし、安全に子育てできるというわけです。
人間は生態系や自然の循環を壊してばっかりなイメージだったけど、ちゃんと頼りにされてて、自然の一員になれた感じで、ちょっとうれしい。

つばめは人間を頼りにしてくれるけど、代わりに豊かでかわいい景色を作ってくれる。
来年もまたよろしく!

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