僕が芋けんぴで目指している目標は2つあって、ひとつが、
「家で芋けんぴを作る人が増えること」
なんだけど、もうひとつが、
「街に芋けんぴ屋のある景色が増えること」
です。
なんでかって言うと、僕とは全然違う考え方でやってる芋けんぴ屋が現れたらおもしろそうだし、そんな人と芋けんぴ談義したら楽しいだろうなあと思って。
そしてそんな芋けんぴ屋がある街は、きっと楽しい景色になると思うんです。
そのために、より多くの人に芋けんぴのおもしろさを伝えたいと思い、考えたのが芋けんぴの移動販売でした。
移動販売で、車のなかで調理できるようにすれば、いつでもどこでも芋けんぴを作ることができます。
例えば、芋の産地に行ってその場で芋けんぴを作る。
芋の産地からすると、新しい芋の価値が見えるかもしれないし、芋けんぴからしても、新しい産地ならではの芋けんぴができるかもしれない。
おもしろそうなものに素直に、フットワークを軽くこちらから動いていけば、おもしろさが広がっていくだろうと思い描いています。
あとは何といっても青い空!外で芋けんぴを売れたら気持ちいいだろうなあと思うのです。
先日、国立でたい焼きを販売されている「たいやきや ゆい」さんのところに行きました。
その屋台の周りを取りまく空気がすごく良かった。
澄んだ空の下で、ひとつひとつ丁寧に焼いたたい焼きを買い求めて、常連さんや近所の方がやってくる。
焼いてる間の待ってる時間も、のんびりと気持ちよく、ゆいさんとお話しすることができました。
移動販売っていうと、車のなかでカレーとかクレープを売ってるイメージがあるけど、やりたいのは、こういうお客さんと同じ目線に立って、同じ空気を味わえるカタチにしたいなあ。
そんな感じで、移動販売のカタチを模索する日々です。
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