2013年1月18日金曜日

【お詫び】冬至・紅おとめについて


この度はお買い求めいただいたお客様にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

本当に、ごめんなさい。

賞味期限が3月4日。表のラベルに「冬至」と書かれた『紅おとめ』に別のさつまいもが混同していました。
納品された箱の中に2種類の芋が入ってあり、農家さんの話だと、苗の植え間違えでそのまま収穫してしまったのではないか、とのことです。

僕自身も作っている時にいつもと違う違和感を感じたのですが、そういう時もあるのかとそのまま送り出してしまいました。




この芋けんぴをお買い上げの方で、代替品をご希望の方は、

  • 「名前」
  • 「住所」
  • 「個数」
  • 「購入した場所」

をご明記の上、imokenpi@flipflop-to.comまでご連絡ください。
お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。


ちなみに間違って混同していたさつまいもは、おそらく「太白」。
品種改良が進み紅あずまなどが登場する前の、戦後のころに広く食べられていたという品種です。
皮はよく見る紅色。身は真っ白な見た目です。





上が太白。下が紅おとめ。





右が太白。左が紅おとめ。

光の関係でわかりづらいですが、太白はもっと白く見えます。








太白は蒸すとねっとりとした芋で、ねっとり系の紅はるか、安納芋、人参芋などに現れるヤラピンが黒く固まった様子が見られます。





紅おとめはねっとり系とは逆のホクホク系の品種です。
芋けんぴにすると紅おとめはカリッと軽く、中が空洞になりやすいです。
太白はしっかり揚げるとクロワッサンのようなザクッとしていて、中は芋のしっとりした部分が残りやすいです。


そんな食感の違いも、違う品種だとわかっていれば楽しんでいただけるかもしれませんが、紅おとめだと思って食べていただいたわけですから期待を裏切ったことだと感じています。

謹んでお詫び申し上げます。


2013年1月18日
flip-flopと 加藤晶夫

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