最近手に入れて、こっちにくる時自分で持ってきた唯一の本。
『おばあちゃんの台所修行 阿部なを 著』
今日、読み終わりました。
これはいいです。すごく好きな本になりました。
簡単に言うとおばあちゃんの知恵袋のような本で、たぶんそういう意味で編集の人がタイトルをつけたんじゃないかと思うんだけど、そんな簡単なものじゃありません。
阿部なをさんの明るくやさしく、ちょっと気の強そうなお人柄が表れた文体。
長い暮らしの中で培ってきた信念や美意識。
そういう今も色あせない、太い芯が通ったような一冊でした。
ちなみに昭和60年6月10日に発行された初版のようで、中古で手に入れました。
こういう出会いが出来るのは紙の本ならではですね。
まさかこんな山奥に運ばれるとは思いもしなかったでしょうね。不思議です。
内容は、阿部なをさんのこれまでの暮らしぶりや、主に台所仕事の記憶に残る思い出、そして料理のレシピなども語り口調で書かれています。
この本を読んだら台所仕事がやりたくなりました。特に季節にあった漬物を漬けてみたいです。
まだまだこの本に着いて語りたいことはありますが、今日はこの辺で。
また今度まとめます。
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