2012年12月7日金曜日
神楽坂 暮らす。
神楽坂にあるうつわや「神楽坂 暮らす。」さんにて芋けんぴをお買い求めいただけるようになりました。
以前は代官山にお店を構えられていて、ぼくがその近くのおにぎり屋に勤めていた時に知り合いました。そしてひょんなことからまたご縁があり、先日久しぶりにお話しを聞かせていただきました。
こちらのお店は店主の春山さんが選ぶ、顔が見え言葉を交わせる日本の作り手さんのうつわや雑貨が並んでいます。
並んでいるものを見渡すと、かわいい絵付きのうつわやきれいな模様のはいったもの、とんがっていたり、ぽてっとしてたりと人の手が加わった手仕事感を感じさせるものが多くありました。
春山さんに伺うと、そういうシンプルだけじゃなく、日本の方が作る手仕事感のあるものを普段の暮らしに取り入れやすいものとして提案したい、とのことでした。
それを聞いて僕は、絵付きや柄ものはその人がいいと感じなければ気に入ったものにならなくて、使う人の生活をイメージする力、ものを読み解く力、その人のセンスみたいなものが必要だけど、その方が(誰かの基準じゃなく自分の感覚で選んだものの方が)暮らしを豊かにするんだろうなあと思いました。
前に、生涯定職に就かず高等遊民と呼ばれた青山二郎の本に、ほんのちょっとふれたことや、銀座松屋で開催された「銀座目利き百貨街」をみてから「目利き」について考えていました。
「目利き」で選んだものって、だれにでもわかる言葉にして伝えるのは難しく、「なんかいい!」なんじゃないかなあと思います。
正に「神楽坂 暮らす。」さんは目利きを発揮する場所で、自分だけの「なんかいい!」を探してみてはいかがでしょうか。
そして芋けんぴもあなたのお目にかなえばうれしいです。
【神楽坂 暮らす。】
〒162-0805 東京都新宿区矢来町68 アーバンステージ矢来101
12:00~19:00
火曜定休(祝日の場合は翌日休)
芋けんぴ
紅はるか(鹿児島)
紅あずま(埼玉)
人参芋(鹿児島) の3種
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