2013年7月30日火曜日

味噌漬け

短期間の寮生活で食事は出るものの、単調になりがちなメニューをいかに楽しいものにできるか?
お茶漬けの素を買ったり、おいしそうなお土産を買ってみたりしましたが、ある日ふと思い付きました。


そうだ!漬物を作ろう!


せっかく漬物に興味を持って『漬け物大全』って本を読んだりしたのに、実際作ってみない手はない。
寮に調理器具はないけど漬物ならば作ることができる。まさにうってつけ。

何漬けにしようか悩みましたが、保存も利いて味付けもそのままでいい「味噌漬け」を作ることにしました。


そんなわけで、おいしい味噌を求めて飛騨高山へ。

飛騨高山には酒蔵も多いけど、老舗の味噌屋さんも数軒ありました。
その中でも、味噌の種類は二種類のみ。
余分なものは入れず昔ながらの味噌作りをされていて、販売も自分のところのお店と配送のみ。
という姿勢に感銘をうけた『大のや醸造』さんの味噌を使うことにしました。















甘口の糀味噌と辛口の赤味噌。
二種類をそれぞれ7:3と3:7で混ぜて味噌床を作りました。

漬ける材料は、


豆腐と卵黄。


豆腐の味噌漬けは以前食べて、そのチーズのような食感と深いコクが忘れられなくて、また食べたいと思ってました。
卵黄の味噌漬けは本に載っていて、味噌の効果で卵黄が固まるらしく、どんなものだろうと気になっていました。



そして漬けること1週間。

卵黄は見事に固まりました!











味はというと、卵黄の味をぎゅっと濃縮して、さらに味噌の風味とほどよい塩気が効いていてたまりません。
これは日本酒がすすみます。笑


豆腐の方はちょっと失敗。
水切りが足りなかったか漬け方が悪かったか、思うように固くなってくれませんでした。
でも味は良し。
ごはんもすすむし、やっぱり日本酒が飲みたくなります。



これで大体感じはつかめてきたので、次は野菜に挑戦中です!

今は茗荷とナスを漬けています。

他にも漬けたいものがまだまだあるので楽しみです。

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