地酒、飲み比べ(前回と写真逆だったなあ…) |
・自然が好き
ところでなんでこの人里はなれた奥飛騨温泉郷平湯に来たのかというと、やはり自然のなかでゆっくりと自分の時間を持ちたいと思ったからかなあ。
でもちょっとひっかかったのは、木や草花の多さや山に囲まれていることを「自然」と言ってるわけじゃない気がするんです。
僕が好きな自然は、「自然体」とか「自然な流れ」とか言う自然なのかもしれません。
難しくいうと「理(ことわり)」みたいな感じ。あんまりよくわかってないけど。
自然、例えば木とかは、自然な時の流れのなかで生きている気がするんですよねえ。
それは生態系とか循環とか、そういうものなのかも。
そういうものに触れると単純に気持ちがいいし、おだやかな気持ちになれます。
なんでそんなふうに思うようになったか。
さらにふりかえってみると、これは子どもの頃の記憶かなあと思います。
僕が育った場所もわりと田舎で、山で落ちたみかんを投げ合ったり、セミの幼虫を捕まえてカーテンで脱皮させたり、おたまじゃくしを捕ろうとして池に落ちたり。
自然のなかで遊んで、それが当たり前で、それが全てでした。
だけど大人になって、社会のなかで生きていると、不自然な、違和感みたいなものをたくさん感じるようになりました。
足の引っ張り合い、不機嫌の伝染、後ろ指の連鎖。
悪循環ってやつです。
なんなのでしょうね。
最近考えてるのは、お金を稼ぐのが目的化しているからじゃないかと。
お金に生かされるようにはなりたくないなと。
すいません、いきなり話が重くなりました。
まあ「自然」とか「お金」とか、そんなことを考えながらも、楽しく、おもしろいことをやっていきたいなあと思った、そんな平湯のふりかえりでした。
もうすぐ東京に帰ります!
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