2015年9月22日火曜日

モルタル





















上が元の入口部分。

石垣風意匠の上に白い吹き付けの壁。さらに上も黒い吹き付けの梁。
しかもこの吹き付け、並みの凸凹ではなくて高低差2,3センチはあるという変わった意匠である。

平坦にするのであれば大工さんに板を張ってもらい、その上から新しく壁を作るという方法もあったのだけど、自分でできるとこまでやってみようということで、モルタルを塗って平坦にするという方法をとった。


どうなるかはやってみないとわからなかったんだけど、これは想像以上に大変な作業だった。

漆喰や珪藻土は経験したのでモルタルも出来るだろうと考えていたのだけど、ちょっと考えが甘かったようだ。

たぶん平坦な面に塗るのであればそこまで苦労はなかったのかもしれないが、この凸凹の面に塗るには相当なモルタルの量と押さえつける力が必要だった。
さらに八角形の窓やシャッターの仕切りなど塗りにくい部分も多く、集中力と根気のいる作業だった。
さらにさらにひび割れ防止を考えて、寒冷紗を塗り込んでみたのだけど、これがまた塗りにくさを助長してほんとに心が折れそうだった。



とまあ、記録の為にグチっぽく書いてみたけど、無事に終わったからよし!

地震で全部剥がれてこないか心配だけど、その時はその時で。
これもまたいい経験だ。


しばらくモルタルは見たくないけどね。笑

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