2015年10月24日土曜日
2015年10月23日金曜日
メニュー
新しい扉の取り付けも終わり、ついに明日プレオープンです。
まだあんまり実感がありません。
はたしてどんな一日になるんでしょうか。
さてギリギリになりましたが、明日ご用意するメニューが決まりました。
メインとなる、おにぎりと芋けんぴのみというシンプルなラインナップです。
ではまずはおにぎりから。
お米は木島平のこしひかり。ちょうど今週から新米です。
今日試しに新しい羽釜で炊きましたが、やっぱり新米は格別です。
ツヤツヤで香り高い。
海苔は兵庫県産。海苔屋さんが選ぶおにぎりに合った海苔。
時間が経っても溶け出さず、だけど歯切れもよい。さらに香りも。
そして具材は、
・特製ツナマヨ
・鮭
・梅干し(福井県産)
・昆布
・油揚げとおかか
・鶏そぼろ
・玄米塩にぎり
定番の7品。
次に芋けんぴ。
鹿児島県産有機さつまいもを米油で揚げ、喜界島産のきび砂糖やグラニュー糖、赤糖などを使い分けて作りました。
・紅さつま
・黄金千貫(太め)
・パープルスイートロード
・みたらし(しょうゆ)
そして今回24、25日の2日間。
店内の大皿に盛った芋けんぴ、好きなだけ食べられます。
食べ過ぎ注意ですが、ぜひ試食もかねてゆっくり食べていってください。
よろしくお願いいたします。
2015年10月20日火曜日
プレオープン
「加藤けんぴ店」、10月24日にプレオープンいたします。
おにぎり、芋けんぴを中心に、普段の生活のなかで、気軽に楽しめるものを販売するお店です。
テイクアウトのお店ですが、外のベンチや中の小上がりでゆっくり食べていただけます。
ちょうど今週から新米が入荷しました。
さつまいもも旬の季節を迎え、秋を感じるよい季節になりました。
散歩がてらぜひお越しください。
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「加藤けんぴ店」プレオープン
10/24 11時〜18時
場所 東京都国分寺市東元町2-18-16吉野ビル103 map(ねじまき雲さん隣)
営業時間 火曜〜金曜 7:00~10:00 12:00~17:00
土曜 11:00~18:00
定休日 日曜、月曜
※25日(日)は特別営業いたします。11時〜18時。
27日(火)は振替休業で、28日(水)より通常営業です。
しばらくはプレオープンという形態で営業します。
要は、営業時間の変更、営業日の変更、メニューの変更などがあるかもしれないということです。
来てくれた方に喜んでもらえるカタチにしていきたいと思っていますので、ご理解のほどよろしくお願い致します。
メニューなどは、これからブログでアップしていきますので、お見逃しなく!
というか間に合うのか!?
2015年10月18日日曜日
いよいよ
保健所から営業許可も取れ、ガスも開通し、家にあったお店で使いたかった物達を運び、難題だった羽釜を乗せる台も無事納品され、いよいよお店らしくなってきました。
しかし、なんとかなるもんですね。
始める前はどうしていいか全然見当もつかなくて、不安で仕方なかったんだけど。
今回このお店を作るという経験が出来て、自分の性格に合った考え方も学べたし、改めて欠点もわかりました。
おまけに体力もついたし、体調管理についても少しわかったし、すごくいい経験になりました。
これからも失敗しても折れずに、楽しんでいきたいです。
2015年10月16日金曜日
木を活かす
ようやく柵の設置が完了して、沖倉製材所さんからいただいた東京の木が新しいカタチに生まれ変わりました。
お店を作る時は、東京の杉を使いたいなあとずっと前から考えていて、ある方から沖倉製材所さんを紹介してもらい、7月に一度お会いしました。
その時、製材所を案内してもらいながら聞かせていただいた、「木をただの商品として見るんじゃなくて、木一本一本の性格を見て、木を活かす使い方を考えたい。」というお話に深く共感しました。
そもそもなんで僕が木が好きなのかというと、デザインの専門学校にいた頃に、卒業制作でずっと木を切ったり削ったりしてたり、製材所に見学に行って身体に染み付いたその香りに感動したり、木を使った素晴らしいデザインに触れたりしたからでした。
木は自然に近く、人と寄り添える本当にいいものだと思うんです。
東京に限らず、全国各地に良い木材はたくさんあります。
もっと身近に、気軽にその土地の木材を使えたら、林業や景観を含めうまく循環するんじゃないかなあと思っています。
そんな想いで今回、身近に木を感じられるようにとお店を作りました。
プロの目で選んでくれた、製材所さんの木の活かし方。
そして今度は使う側としての木の活かし方。
確かに木材は腐ったり、割れたり、曲がったりします。
でも確かな目で選び、長く使えるようにちゃんと手入れをしてやれば、すばらしい価値があります。
それは現代に作られた、安くて頑丈な材料では感じられないものです。
なんかカタい話になりましたが、木が好きですという話です。
2015年10月14日水曜日
内と外
先週から、羽釜やおひつが届いたり、畳の張り替えが完了したり、製材所さんから木材が届いたり、目まぐるしい日々でした。
最初は黙々とひとりで作業してたけど、どんどんいろんな方の力が集まってオープンな感じになってきましたね。
最後にひとりでやったカウンター上の内装。
このアバウトな感じが自分の性格を表してるなあって思いました。
外の柵やベンチ、商品棚はみなさんに手伝ってもらい制作しました。
ぼく一人だったらこうはならないなあと、手伝ってくれた方一人ひとりの個性が見えて楽しかったです。
2015年10月9日金曜日
ガラス
ガスコンロの前にガラスをはめました。
大きさ110×85.5センチ。厚さ5ミリの強化ガラス。
施工方法は設計士の方に聞いてましたが、ガラスなんて繊細そうなものを自分で施工できるか不安でした。というかかなり怪しかったです。
とりあえず、アルミのチャンネルとコーキング剤を購入。
チャンネルに緩衝材を入れ、カウンターの上下にビス止め。
これがまっすぐじゃないと入らないんだろうけど、性格が雑なので自信がありません。
試しにガラスをはめてみる。
スムーズにはいかないが、ちょっとずつ入ってる。
いけるか?と思ったら、ガツっと何かにぶつかりました。
どうやら上のビスにひっかかってるみたいです。
ガラスのサイズもだいぶ悩んだけど、割りと余裕をとって小さめにしていたので、最初のビスはなんとかクリア。
途中で気がついたんだけど、チャンネルの幅がガラスとぴったりなので、あとからコーキング剤を入れられません。
ということで途中からコーキングしたところに、ガラスをはめることにしました。
2個目のビスでもガツっ!
すき間の余裕ももうありません。
かなり手間取りましたが、あとはもう気合いです。いっけーーー!
繊細さのカケラもありませんが、なんとかなりました。笑
最後のビスも気合いで押し切り、無事完成!
強度に不安があったので、見た目は犠牲にしてチャンネルにもコーキングしました。
効果があるかは不明ですが。
ほとんど無理だと思ってたんですが、なんとかなってよかったー。
これは自分をほめたいです。
2015年10月8日木曜日
ふすま
ふすまを張り替えました。
まず外枠を外して、
貼ってある紙を全部はがす!
何度も貼り直してるようで、かなり分厚かったです。
新しく貼るのは、紙じゃなくて不織布。
布を張ろうと思ってたんだけど、身近なものでおもしろそうな不織布を貼ってみました。
貼って枠をはめたのがこちら。
透けすぎず障子のような繊細さも出て、なかなかいいんじゃないでしょうか。
ただ難点はすぐ伸びること。
使い続けるとどうなるかは不安ですね。
元に戻して完成!
ですが、素人仕事のため全然元に戻らないし、たぶん上下も間違ってるし、開けるとガタガタする…
やはりこういうのもプロの仕事が必要だし、昔はたくさんいたんだろうなあとしみじみしました。
2015年10月7日水曜日
あの板
あの板が、うちのお店にもやってきました。
わかる人にはわかる、あの板。
あの板のおかげで行き詰まってたアイデアがカチッとハマりました。
内装のメインになりそうです。
どうなるかは、出来てからのお楽しみ。
今日はふすまの紙をはがしました。
何回も上から補修した跡があって歴史を感じました。
一度きれいにして、今度は紙じゃないものを貼ります。
2015年10月1日木曜日
左官
10月になりましたね。
お店のオープンを13日目標にしていたのですが、思うように進まずもう少しかかりそうです。
さて今日はようやく外壁の漆喰を塗り終えました。
これですべての左官工事が終了しました。
全部同じ素材、同じ色にするのが嫌だったのでいろんな材料を使いました。
折角なのでふり返ってみたいと思います。
まず塗ったのは厨房の壁。
下地は前に収納があった場所は石膏ボードが丸出しで、他は塗装してある状態でした。
下地作りとしてシーラー2回塗り。
そして塗ったのは、化学接着剤を使っていない貝灰漆喰。
それに色付けのために竹炭粉末を混ぜたものです。
いつもの悪い癖で、いきなりレシピをアレンジして失敗するパターンです。
まだコテの使い方も慣れず、塗りやすい固さなのかどうかもわからない状態でしたが、最初は悪くない仕上がりに見えました。
しかし塗った翌日に見てみると、一部にアクが浮いてしまっていました。
その後がよくなかったです。
アクを止める為にシーラーをその部分だけに塗って、もう一度漆喰をその部分だけ塗りました。
するとシーラーの部分は普通に塗れるのですが、平坦にならすためシーラー以外のところに伸ばそうとした瞬間、漆喰が一気に固まってしまいました。
恐らく竹炭の影響だと思うのですが、吸水率がものすごいことになってるみたいです。
壁に水がかかっても下まで落ちません。全部吸収してしまいます。
手直しするなら一面全て直さないといけませんね。
この時はまだ気付いてなかったですけど。
その次はトイレ。
下地は普通のビニールクロスだったので、厨房と同じくシーラーで下地作り。
塗ったのはワラの入った珪藻土。
客席より先に、目の付かないトイレから塗って練習しようと思いました。
目論みとしては正解だったけど、珪藻土の最初の状態がかなり伸びの悪い感じで、全然わからずに塗ってしまいました。
あとワラがひっかかってキズのようになり、上から塗り直したりしました。
結果想像以上の量を使うことに。
これが後々響いてくるとは思いもしませんでした。
その次は客室天井。
下地はゴザのような模様のビニールクロス。これも同様にシーラーを塗って下地作りしました。
塗ったのはトイレと同じ珪藻土。
トイレと違って窮屈じゃなく、一気に広い面を塗れるので楽しかったです。
天井を塗ってる後半になって、珪藻土の残量が足りるかどうか微妙になってきました。
そこでようやく水を足すと伸びがよくなることに気付きました。
なので目が届かない奥の方がきれいに塗れてます。
逆から塗るべきだったなあ。
次は客室壁面。
下地は漆喰や珪藻土とはまた違うような塗り材で、吸水率はあまり良くなさそうでした。
同じくシーラーを塗って下地作りしました。
ここで前日の失敗を活かし、奥の壁から塗ることに。
しかしどう見ても全ての壁を塗るには量が足りない感じです。
そこでカウンター上の壁は後回しにすることに。
塗るのはだいぶ上手くなったとは思うんだけど、最後一番目につく壁を塗った後、気になったところを修正したのがよくなかったです。
翌日見てみると、修正したところだけ質感も色も違ってました。
これだったら一気に塗った奥の壁の方がよかったです。
しかも少しだけ余ったので一面だけ二度塗りしたら、すごくきれいに塗れました。
この時になって初めて二度塗りの大切さを身にしみました。
そして最後に外壁。
凸凹した吹き付け壁を埋めるため、下地にかなりの時間がかかりました。
まずシーラーを塗り、凸凹を埋めるために軽量モルタルを塗りました。
工期を早める為にモルタル凝固材を入れたり、強度を出すため寒冷紗を入れたり。
かなり苦戦しました。
乾燥したらもう一度シーラーを塗って下地は完了。
塗ったのはロハスウォールという会社の、これも自然素材で出来た漆喰です。
ここは専用の下地材用の漆喰があります。
これがすごくよかったです。
伸びもよく、足りるかどうかまた心配していたのですが全然計算通りに間に合ってくれました。
そしてこの下地材のおかげか、仕上げ材はさらに伸びがよくて塗りやすかったです。
出来るだけフラットに仕上げたい方や、きれいなパターンをつけたい方は、ロハスウォールの漆喰はおすすめです。
価格は高めですが、やっぱりその価値はありましたね。
いろんな失敗はありましたが、いろんな経験ができて勉強になりました。
そうそう、塗ってる時にずっと思ってたんだけど、洋菓子のデコレーションをする人は漆喰塗るのも上手いだろうなあ。
水分量の調整とかすごく洋菓子に近いものを感じたし、生クリームをスポンジにスーッと塗っていくのと漆喰を塗るのは通じるものがあると思うんだけど、どうなんだろ。
そうか、今度ケーキ作ってみるかな。
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