2013年3月28日木曜日

日本茶ワークショップ















4/23(火)、三軒茶屋tocoro cafeにて、
トコロ de 御茶会( 春風薫る 口福ノ御茶会 )
を行います。

flip-flopと からは、お茶に合わせたお菓子として芋けんぴはもちろん、この機会に合わせた新作「ふわけんぴ」と「干し芋玉」を提供する予定です。

「ふわけんぴ」はこれまでにない新しい食感を。
「干し芋玉」は密かに人気の干し芋の新しいかたちをお見せします。

日本茶の魅力に添えられるお菓子になれればと、試行錯誤しています。


ところで日本茶は好きですか?
僕は好きです。

実は飲食の世界に興味を持ったきっかけが日本茶だったんです。
それまでは学習机の設計の仕事をしていたんですが、新人ということもあって、自分の仕事や暮らしに手応えがないように感じていました。

そこでまずは、身近なものをしっかり見つめ直してみたら、そんなところにもおもしろいものがあるかもしれない。
そう思って、毎日飲むお茶に目を向けて、お茶を買いに行きました。

普通のスーパーに入っているお茶屋さんにあまり期待せずに入ったのですが、そこで衝撃の出会いがありました。

そこにはお茶に対してかなり熱く語る主人がいたのです。
関西の語り口でいろんな話を聞き、これはおもしろい世界だと思いました。
正直味の違いとかはまだわからなかった(わかるのなんて10年早いって言われた。笑)けど、身近なもののおもしろさ、暮らしの手応えみたいなものを、つかんだ気がしたのです。
それは芋けんぴにも通じていると思っています。

あ、そうそう。今回その熱いお茶屋「小原春香園」さんの梅が島というお茶も使います。

お茶会講師の柿沼さんも偶然そこを知っていて、価格と質のバランスから普段使いにいいお茶として選んでくれました。
やっぱりただ者じゃなかったんだ。。



何かを始めるきっかけは人それぞれですが、おいしいお茶を淹れて飲みたい方、身近なもののおもしろさを見つけたい方、今回の機会が日本茶の魅力に触れるきっかけになれたらなと思います。

内容の詳細、お申し込み方法はtocoro cafeさんのブログ(←リンク)をよくお読みください。
よろしくお願いいたします。








2013年3月27日水曜日

つくると見える


先日行った「芋けんぴをつくる会」無事終えることができました。
初回ということで芋けんぴ作りのおもしろさが伝わるのか不安でしたが、笑顔あふれる楽しい時間になりました。

場所と人に助けられました。
ありがとうございました。




芋けんぴ作りのポイントをまとめたリーフレットも好評でよかったです。
ただ揚げるといっても、いろいろコツがあって、それをどうわかりやすくおもしろく伝えられるかなと考えたのですが、ある仕掛けがとても反応がよくて、心の中でガッツポーツでした。





紅おとめ、紅さつま、人参芋の3種類で作ったのですが、みなさんにも切ってもらいました。
さつまいもの種類によって全然堅さが違うんですよね。






揚げたては砂糖をつけなくても、甘くて風味豊か。
ついつい食べる手が止まらなくて、気付いたら半分くらいに減ってました。







砂糖をからめて出来上がり。







芋けんぴのつくり方を公開してもいいの?って言われるのですが、全く問題ありません。
芋けんぴを作る人がもっと増えたらいいなあと、ただそう思っています。

自分でたくさん作って、だれかにおすそわけするのもいいし、自分でぜいたくに食べてもいいし。
それに僕のつくり方が正解というわけでもないだろうし。
粉もののお菓子とは違う、自然のもの相手の難しさがやってみるとわかったり。

どんなものでも、やってみると奥の深いおもしろい世界が見えてくるんですよね。
芋けんぴはまだまだおもしろい可能性をたくさん秘めているように感じます。
その可能性を先頭きって開いていけたらいいな。



つくり方を見て芋けんぴの見方が変わった。と言っていただけてうれしかったです。
これからも続けていきたいので、また次の機会を実現させたいです。







2013年3月22日金曜日

芋けんぴを作る会




3/24日曜日、芋けんぴを作る会を行います。

芋けんぴの作り方を学んで、実際に作ってみて、できたての芋けんぴを味わおうという企画です。


ぼくが芋けんぴを初めて作ったのは6年前。
芋けんぴは、さつまいもを揚げて、砂糖にからめるだけで出来ることを知って、自分で作れたらおもしろいだろうなあと思ったのがきっかけでした。

しかし、作ってみると全然うまくいかない。

焦げたり、ふにゃふにゃだったり、ベトベトしたり、カチカチだったり。
まさかここまで苦戦するとは。

作り方を調べてみても、「高温でカリッと揚げる」とか「低温でじっくり揚げる」とか「二度揚げするといい」とか人によってバラバラで参考になりませんでした。


販売を始めた後、何度か芋けんぴを作ったことがあるという人に出会いましたが、みなさん「うまくいかなかった」と言っていました。



芋けんぴを好きな人は本当に多いです。
高知の伝統菓子なのに今や全国のコンビニにも売っています。
さらに余分な保存料なども使われていない、安心で親しみのもてるお菓子です。

お母さんが子どもに食べさせるおやつに、友達を招いたときに出すお菓子として。
自分で作りたいと思った人が、ちゃんとした芋けんぴが作れるよう、詳しいレシピを出せたらいいなと考えていました。



やっぱり一番難しいのは「揚げる」。
今年度の芋けんぴテーマを「揚げる」にして、いろんなことがわかりました。
その成果をリーフレットにしてお渡しします。


参加費無料なので、作る予定はなくても、ちょっと気になったら気軽に参加してください。


場所は調布駅徒歩12分の住宅兼ギャラリーの小林家。
参加希望の方は、imokenpi@flipflop-to.com(@を小文字に)まで。
詳しい場所をご連絡します。

時間は実演は17時から。
販売は15時ごろから行います。

ぜひお立ち寄りください。



2013年3月19日火曜日

桜BLEND







いよいよ桜の季節になりました。

お花見、楽しみですね。

お花見しながら芋けんぴを食べるのもいいと思います。
芋けんぴからもちょっとだけ春を感じられたらいいなあと思って、今年も「桜BLEND」を作りました。


桜の塩漬けが入った甘しょっぱい「紅おとめ(さくら塩)」。
ほうじ茶の香ばしさが香る「紅さつま(ほうじ茶)」。

2種類の芋けんぴが一緒の袋に入った「桜BLEND」。
BLENDで生まれる新しい味わいを楽しんでもらえたらと思います。


明日20日は立川子ども未来センターにて開催される「アオゾラ市」に参加します。
ぜひお立ち寄りください。


2013年3月17日日曜日

アオゾラ市@子ども未来センター














3月20日(水祝)は、立川市子ども未来センターのグランドオープニングイベントで行われる「アオゾラ市」に出店します。

グランドオープンにあわせ「まんがパーク」がオープンし、様々な市民活動団体が「まんが」をテーマにイベントを開催します。

アオゾラ市では、メンバーの思い入れのあるまんがを紹介しています。


どうやらマンガがたくさんあるらしいです。
僕もそんなにたくさんは読んでないけど、マンガは好きなので気になります。

どんな場所なんだろなあ。
ゆっくりマンガが読めたら最高ですね。


芋けんぴの他、普段リヤカーでしか買えない芋けんぴのモト、干し芋もご用意します。

ぜひお立ち寄りくださいませ。

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アオゾラ市 子ども未来センター
東京都立川市錦町3-2-26
10:00〜16:00

電車  JR「立川駅」徒歩13分
    JR「西国立駅」徒歩7分
    多摩モノレール「立川南駅」徒歩12分


2013年3月16日土曜日

おすすめ

おはようございます。
本日は二週間ぶりの芋けんぴリヤカー販売の日です。

すっかり春らしいあたたかさで穏やかな天気になりました。
ついこの間までは寒さや強風に泣かされていたので、気持ちのいい天気の中で販売できるのはうれしいです。
そろそろ咲き始めた桜や、草花の芽吹きを感じながら、散歩がてら芋けんぴ屋を見つけていただければ幸いです。


さて今日は、おすすめ商品として「干し芋」のご紹介です。

flip-flopと の干し芋は、焼き芋にするとしっとり甘い蜜の出る紅はるかという品種で作っています。
一般的に干し芋は蒸してから干すのですが、この干し芋は一度焼いてから、その後蒸しています。
そうすることでさらに甘みが凝縮した干し芋になっていると思います。



あとはじっくりと天日干し。
干し網に入れ、不織布を2重にはっています。
仕上げは室内干しで、取り込んだときに一個ずつ表面に付着したものをふき取っています。
昔から作られていた方法で作りたいと思い天日干しで作っているのですが、空気中に舞うものが気になる方はご遠慮ください。


2週間くらい干すと、飴色の干し芋が完成。

むっちりとした食感と芋本来の甘さ。うまいです。
オーブンなどで軽く焼くとさらにやわらかく甘くなって食べやすいです。




ただいまみなさんに一度食べてほしいなと思い、450円のところ50円引きの400円でご提供いたします。

65g 450円→400円

ぜひお試しください!

2013年3月12日火曜日

CHIBI KENPI










明日3月13日(水)より、三軒茶屋 tocoro cafeさんとのコラボ商品『CHIBI KENPI(チビけんぴ)』が発売されます!


一人じゃ見えないものが、他の視点が加わることで見えるようになる。

この『CHIBI KENPI』が生まれたのはtocoro cafe上村さんのちょっとした、でも僕には目から鱗の気付きからでした。

僕はそれこそほぼ毎日芋けんぴを食べているので、自分の作る芋けんぴの堅さを知っていて本能的に奥歯で噛み始めます。
でも初めて食べる人は当然堅さを知らないわけで、そうするとまず前歯で噛むことになります。
それはたしかに堅い。

よく堅い堅いと言われていましたが、奥歯で噛むことが当たり前になりすぎていて、初めて食べる人の気持ちに気付けなかったのです。お恥ずかしい。


そんなわけでチビチビ食べられる一口サイズの『CHIBI KENPI』が誕生したのでした。
上村さんが担当したパッケージデザインもすごくいい!
ジッパー付きなのでついつい食べたくなる気持ちをぐっとこらえて、チビチビ食べてくださいね。笑


紅さつま人参芋紅おとめの3種類をご用意しています。80g入り400円(税込)

tocoro cafe限定販売ですので、ぜひお店にお越しください。
おいしい珈琲とスイーツを楽しんだお供に。






つづく














3/9,10の2日間。Cafe ふたつの木さんで行われた『4丁目マーケット』は無事終了しました。
10日は突然の砂の舞う突風も吹きましたが、みなさん店内に避難し、不安な天気の中でもあたたかい時間を過ごすことができました。


古来種や自然農法の野菜。
体にやさしくておいしいお菓子や料理やパン。

やっぱり丁寧に作られていて、安心して食べられるっていいですね。


芋けんぴもいろんな方に喜んでもらえたようでよかったです。
特に小さなお子さん連れの方が多く、子どもがガリガリ芋けんぴを食べているのを見るとうれしかった。

だれでも食べられる親しみやすいおやつとして、子どもにも食べてもらいたいなあという想いがあったので。


しかし子どもは元気です。
あのむきだしの生命が弾けてる感じ。

今まで大人が子どものこと、かわいいかわいいっていうのになんだか同意できなくて、それは今でもそうだけど、たぶん僕は子どものことを尊敬してるんだと思う。

そんな子どもが安心して、そしてわくわくできるような世の中に、芋けんぴが少しでも役に立てたらいいな。


そのためにできること。
いきなり全部は無理だけど、少しずつできることをやっていきます。
あの震災から2年たった今、あの後すぐ芋けんぴとおにぎりをふるまっていた時と変わっていないけど、変わらずに続けていきます。


お会いできたみなさん、ありがとうございました。




2013年3月6日水曜日

チョコけんぴ → tocoro cafe


チョコけんぴが三軒茶屋tocoro cafeさんで、6日(水)より期間限定でお買い求めできます。

前回のチョコけんぴは、自分が食べたい!というところから作りました。
今回のチョコけんぴは、おいしいチョコけんぴを考えたらできた、という感じ。

わかりにくくて申し訳ないですが、今回作り始めた時は別のイメージをもっていました。
でも試してみるとうまくいかなくて、どうしよう…と追い込まれたときに、フッと肩の力が抜けて考え方がガラッと変わりました。

こうじゃなきゃいけない。から、これでいいのだ!みたいな。

結果見た目は変わらないのですが、中身はこれからの芋けんぴの方向が見えてきたようなものになりました。

チョコけんぴ 紅はるか
チョコけんぴ 人参芋     各50g入り 300円

よろしくお願いします。


あと4月後半にtocoro cafeさんである企画があり、その打ち合わせへ。
おいしいごはんを食べながら、和やかに、真剣に、そして楽しさが伝わる時間でした。
おもしろいものにできるよう企んでますのでお楽しみに!

おいしいごはんの図