2012年12月31日月曜日

2012年振り返り①


おはようございます。
ちょっと時間が空いたので簡単に今年を振り返ります。


いやー今年は波乱の一年でした。
勢いがなくなったことも含めて勢いでいったなあ。


リヤカー販売を始めた今年の始め。
リヤカー販売もやりながらの手探り。芋けんぴのメニューもやりながらの手探り。
河川敷で強風のなか販売しましたっけ。
あとはいろんな芋で芋けんぴを作りました。人参芋、紫娘、かんぱち、宮崎紅、かぼちゃ芋。
そして味付けもいろいろ。ゆず風味、黒糖味、すこし塩を入れたり。


2月はtocoro cafeさんで出張芋けんぴ『トコロ de 芋けんぴ』を開催することができました。
途中でメニュー変更をしたりして緊張感のある日々でしたが、無事終えることができ、たくさんの方によろこんでいただけてとてもうれしかったです。
同時に本気の想いは伝わるんだなあと、逆に言えば本気じゃないと伝わらないっていう厳しい部分を身を以て感じることができた大切な時間になりました。


その後は4月にむいから民家園で開催された『むいから桜まつり』に出店して2011年度の芋けんぴ販売はひとまず終了。
さつまいものない時期はどうするのか?
作りたいお菓子はありましたがまだ未完成で、また手探りの日々が始まりました。


そして完成した『芋けんぴのモト』。


つづく



2012年12月29日土曜日

30日変更

2012年最後のリヤカー販売を予定していた明日30日は、相変わらずの雨男っぷりを発揮して雨の予報が出ていますので、31日大晦日に変更します。時間は同じです。

今年一年の感謝の気持ちを込めて、商品お買い上げの方先着20名様に、「干し芋ようかん」をプレゼントします。

なんだか年末ぼーっとしたい方、のんびり芋けんぴのお話しでもしましょう。
よろしくお願いします。

2012年12月25日火曜日

年内最終日












明日26日もリヤカー販売おこないます。
10時〜15時。狛江駅北口より。

そして年内最終日は30日となります。
11時〜15時。狛江駅北口より。


現在販売しているのは、

芋けんぴとしてスタンダードな食感とやさしい風味の「紅おとめ」。
細めにカットしてポリポリと香ばしい「紅さつま」。
濱中さんが育てた風味豊かな「紅あずま」。

そして噛めば噛むほど味が出る、ガリッとクセになる食感の「芋けんぴのモト」。
むっちりと自然な甘みを楽しめる「干し芋 紅はるか」。


今年最後の芋けんぴ納め。
口下手ながらみなさんに会えるのを楽しみにしています。

2012年12月19日水曜日

年末の予定

今年最後の芋けんぴ作りが終わりました。
年末だし一区切り、という気持ち。

今年度は「揚げる」をテーマに作っています。
作り始めて2ヶ月半たった今、作る度に発見があり、だんだんおいしくなってるんじゃないかなって自分で思ってます。

そんな芋けんぴ、大掃除の休憩に、実家に帰る手みやげに、楽しんでもらえたらと思います。


年末の予定は、

21日(金)は、立川クラウドカフェにて「アオゾラ市」に出店します。

22日(土)13時〜17時
23日(日)10時〜15時は、狛江駅前でリヤカー販売します。

25日以降も売り切れるまでやりますよ!(や、休めるかなあ…)

実はここだけの話、要望の多かった干し芋も作りました。そんなに数はないですが、焼いてもいいし、むっちり自然な甘みを味わえます。

あと久しぶりに「芋けんぴのモト」も作りました。
これやっぱおいしい。ガリガリとした食感とやさしい甘み。クセになります。


2012年の成果。ぜひ味わってみてください。


2012年12月7日金曜日

神楽坂 暮らす。



神楽坂にあるうつわや「神楽坂 暮らす。」さんにて芋けんぴをお買い求めいただけるようになりました。


以前は代官山にお店を構えられていて、ぼくがその近くのおにぎり屋に勤めていた時に知り合いました。そしてひょんなことからまたご縁があり、先日久しぶりにお話しを聞かせていただきました。






こちらのお店は店主の春山さんが選ぶ、顔が見え言葉を交わせる日本の作り手さんのうつわや雑貨が並んでいます。

並んでいるものを見渡すと、かわいい絵付きのうつわやきれいな模様のはいったもの、とんがっていたり、ぽてっとしてたりと人の手が加わった手仕事感を感じさせるものが多くありました。

春山さんに伺うと、そういうシンプルだけじゃなく、日本の方が作る手仕事感のあるものを普段の暮らしに取り入れやすいものとして提案したい、とのことでした。


それを聞いて僕は、絵付きや柄ものはその人がいいと感じなければ気に入ったものにならなくて、使う人の生活をイメージする力、ものを読み解く力、その人のセンスみたいなものが必要だけど、その方が(誰かの基準じゃなく自分の感覚で選んだものの方が)暮らしを豊かにするんだろうなあと思いました。

前に、生涯定職に就かず高等遊民と呼ばれた青山二郎の本に、ほんのちょっとふれたことや、銀座松屋で開催された「銀座目利き百貨街」をみてから「目利き」について考えていました。
「目利き」で選んだものって、だれにでもわかる言葉にして伝えるのは難しく、「なんかいい!」なんじゃないかなあと思います。


正に「神楽坂 暮らす。」さんは目利きを発揮する場所で、自分だけの「なんかいい!」を探してみてはいかがでしょうか。

そして芋けんぴもあなたのお目にかなえばうれしいです。



【神楽坂 暮らす。】
〒162-0805 東京都新宿区矢来町68 アーバンステージ矢来101
12:00~19:00
火曜定休(祝日の場合は翌日休)

芋けんぴ
紅はるか(鹿児島)
紅あずま(埼玉)
人参芋(鹿児島)  の3種




2012年11月28日水曜日

12月予定














今年も残すところあと1ヶ月。
一年があっというまってよく言うけど、今年ほど早く感じた年はなかったなあ。
でも良くも悪くも濃い一年でした。

しかしまだ1ヶ月あります。

今年はもやもやしていることが多かったけど、最後はやり切った感を味わえるようがんばります!


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そんなわけで12月の予定は、

まず12/2(日)は国立で「ゆる市」が開催されます。
つくし文具店さんのブースで芋けんぴも販売させていただきます。
今回はいつもより多い6種類の芋けんぴを味わえます。

紅はるか
紅さつま
紅おとめ
紫娘(終了)
人参芋
紅あずま(新登場)

今ちょうど芋の入れ替え時期で、紫娘は今年度最後の販売になります。
軽くすっきりとした味わいをぜひお楽しみください。
そして新登場の紅あずまは、先日埼玉の濱中農園さんで掘ってきた芋です。
作る人が変わると味って変わるんだなあと感じられるものに仕上がりました。

他にもたくさん素敵な出店者さんたちがいらっしゃいますので、ぼく自身も楽しみです。
ぜひお立ち寄りください!

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続いて12/21(金)は先月も出店しましたアオゾラ市が開催されます。

どの出店者さんもその人の背景が見えるおもしろく心惹かれるモノばかり。
12月はクリスマス特別企画として、1000円以上お買い上げの方に「アオゾラ福引き」のチャンスがあります。出店者からの豪華賞品が当たります。

ぼくもこれに合わせて冬に食べたい新しい商品を考えてますのでお楽しみに!


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そして12月のリヤカー販売は、

12/8(土)
12/15(土)
12/22(土)

の予定です。
様子をみて年末も販売するかも、、


それでは寒くなってきましたが、家で芋けんぴを食べながら暖かく過ごしましょう!






2012年11月21日水曜日

kunitachi ゆる市












12/2(日)に開催される第2回kunitachi ゆる市につくし文具店の文具と一緒に芋けんぴが並びます。

つくし文具店の使いやすいしかわいいオリジナル文具のほか、国立周辺の雑貨や食べ物、いろんな作り手さんが18店舗も集まります。

国立すごいです。
僕もいろいろ見て回りたいな〜。


ところでなんでつくし文具店と一緒にかというと、去年まで2年間、つくし文具店の日直(店番)をしていたからでした。

つくし文具店は、住宅街のなかにある「つながる くらしと しごと」をテーマにした、ちょっと変わった文具店です。
 








置いてあるのはオリジナル文具と店主のつながりがあるデザイナーが作った文具や本。
そしてなにより特徴的なのは、店番が日直制だということでした。

昔は子どもが寄り道したり遊び場だったり、さらには大人の井戸端会議の場であった文具店を、文具とデザインをきっかけにして新しい人の交流する場所として、本当に手探りでカタチ作っている場所でした。

僕が入ったのは2年前の5周年の年で、今でこそ学校や会社以外の場所で、さまざまな人が立場を超えて集まって「まちおこし」やいろんなものを「シェア」するようになりましたが、つくし文具店がやってきたことは、その根本に近いものをずいぶん前からやっていたんじゃないかと思います。


そんなわけで、いろんな人が集まって何かをカタチにする難しさと楽しさを教えてくれたつくし文具店と一緒に、こうした市に参加できることになったことは、これまた新しいつながりが生まれるんじゃないかとワクワクします。


当日並ぶ商品は、また後日連絡します。
では12/2(日)kunitachi ゆる市 よろしくお願いします。


2012年11月17日土曜日

17日変更

おはようございます。

本日17日はリヤカーでの販売を予定していましたが、あいにくの雨模様のため、
明日18日10時〜15時に変更させていただきます。

よろしくお願いします。

2012年11月13日火曜日

アオゾラ市 at Cloud Cafe












今週11/16(金)に立川のCloud Cafeで開催されるアオゾラ市に参加します。


飲食店に勤務していた頃は平日休みがほとんどでした。
そんな人の気配が落ち着いた平日の昼下がり、よく晴れた空の下、のんびりと出かけるのが好きでした。

そんな気分で行ってみたい場所です。

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アオゾラ市 at Cloud Cafe

11/16(金) 11時〜16時

場所   Cloud Cafe 東京都立川市曙町2-30-9 シネマスタジオ1F map

出店者  えくぼカフェ/アオミドロ(パン・ボーロなどのお菓子)
     flip-flop と(芋けんぴ)
     POST CARD TOY series(紙の工作おもちゃ)
     てんとうむし新種発明協会 てんとうむし雑貨(図鑑、てぬぐい、ポストカード、Tシャツ等)
     ハットサン(バターもち 紙ピアス 電車マグネット)
     TOMO TOMO(紅茶)
     布花雑貨*サクヤヒメ(お花のコサージュ アクセサリーなど)
     chic soul(帽子 かばん 洋服)
     T's パフェ(布・手編み小物)
     coco(編み物小物)
     niko(Happyカラーの布小物)
   
     カフェでは、クラウドカフェー月・火担当の、料理家フルタヨウコさんの「カレー」、TOMO TOMOの「あったか紅茶」、スイーツ、パン等お召し上がり頂けます。










2012年11月11日日曜日

芋掘り

雲ひとつない快晴の中、埼玉の濱中農園さんで芋掘りをしてきました。





十分育ったツルを切って、





みんなで芋掘り。





きれいな芋が出てきました!






苗植えの時、僕が作った高めの畝からはちょっと大きめの芋が。念が通じたのでしょうか。

しかし芋掘りは大人になっても、何回やっても楽しいですね。
真下に向いて育った芋を、折れないように周りの土をとって、慎重に上に力を加えると、ポンって気持ちよく抜けます。

こんな収穫のよろこびも、育ててくれた農家さんのおかげで味わうことができます。
ありがとうございます!

このよろこびを今度は芋けんぴにして、みなさんに届けますね。





2012年11月8日木曜日

紫娘と紅おとめ






右が紫娘。左が紅おとめ。






パープルスイートロード紅あずまがそろそろ終わりになります。
代わりに入荷したのが、紫娘紅おとめ


紫娘は、写真の通り皮が白く、中は中心部にかけて紫色が広がっています。
食感は、火がよく通るのでカリッと軽く食べやすいです。
風味はすっきりとクセがなく、紫色のアントシアニンの影響かもしれないけど、ほんのりぶどうのような酸味も広がります。


紅おとめは、皮は紅あずまに比べると少し赤みがあり、中は紅あずまと同じ黄味がかった白です。
食感は、粉っぽさがありサクッと軽く、こちらも食べやすいです。
風味は主張しないやさしい感じですが、後味にしっかりと芋らしさが残ります。


昨日7日から立冬。冬の始まりです。

今週は11日にリヤカー販売します。
場所はいつもの狛江駅前→むいから民家園を予定していますが、市民まつりの影響で変更があるかもしれません。
お手数ですがtwitterを確認していただけるとたすかります。


しかし週末になると雨の予報が…
降らないことを願いましょう!!


2012年11月2日金曜日

二十四節気







 

V字飛行



特に意識するわけでもなく、身の回りのいいなあと思えるものをみつけたいと思っていて、そういう視点で日々をすごしたいと思っています。

そうしていると、月の満ち欠けや季節の移ろいが気になったわけです。

わりとニュースでも、十五夜とか立冬とか、最近では木枯らし1号が吹いたとか、季節を感じさせる話題は出ています。
そういう季節を表すものに名前をつけて、自然を感じるのはいいなあと思うし、ずっと残ってほしいと思います。


ということで、今まで芋けんぴのラベルに「新芋」と書かれていたところは、そろそろ新芋と呼べる季節は終わったので、昔から季節を表す名前で使われてきた「二十四節気」を表示するようにしました。

僕も最近、旧暦や二十四節気について調べたところなんだけど、これを機会にこういう文化を身近に使っていきたいなあと思ったわけでした。


そんなわけで今は二十四節気でいうと「霜降(そうこう)」。
携帯アプリの「くらしのこよみ」によりますと、「北国から順々に霜が降り始める時期」だそう。
お肉の霜降り…って言いたくなるけど我慢、我慢。ベタすぎですからね。


ただこれは製造年月日のころの季節の名前で、みなさんのお手元にくるころには次の季節に移り変わっているかもしれません。
さつまいもも季節によって味が移りゆくもの。
その時期の芋けんぴとして楽しんでもらえたらなあと思います。



 

2012年10月29日月曜日

11月予定

28日は勝沼つぐら舎でおこなわれた「つぐら市」に参加しました。
あいにくの天気でしたがそこまで強くならず、いろんな方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

ぼく自身もおいしいものを食べたり、リヤカー販売に使える古道具を手に入れたりして思う存分楽しみました。


さて11月の予定ですが、決定しているところでは、

11/4(日) 国立・天下市でしゅんかしゅんかさんのブースにて、国立の佐伯さんが作ったさつまいもを使った芋けんぴを出品します。(ぼくはいません。)

リヤカー販売は、

11/11(日)

11/17(土)

11/24(土)11/25(日)の2日連続

です。


さつまいもを仕入れさせていただいてる鹿児島・久木田農園さんの話しによれば、今年のさつまいもは豊作なようです。
しかし、紫芋はあまり数がなく、パープルスイートロードは今月中に終わってしまいそうです。

軽い食感で紫色が鮮やかなパープルスイートロード
この芋が好きな方、気になる方は今のうちですのでお早めに。
またよい農家さんとの出会いがあれば再登場するかもしれません。


11月が近くなり朝晩は冷えるようになりましたね。
さつまいもも新芋から、でんぷんが糖に変わってきてしっとりと熟成がすすんでいるようです。

11月の芋けんぴもお楽しみに!






2012年10月26日金曜日

27日リヤカー販売









明日27日のリヤカーでの芋けんぴ販売は、先週と同じように行います。


時間:11時〜16時30分
場所:狛江駅前(改札でて左手広場か左手駅沿い直進泉の森会館前)
   →むいから民家園前(15時30ごろから)

よろしくお願いします。


28日は山梨県勝沼でおこなわれるつぐら市に参加します。
天気が心配ですが、いろんな出店者さんがいて楽しみです!

2012年10月21日日曜日

本日リヤカー販売









本日21日はリヤカーでの芋けんぴ販売を行います。

時間:11時〜16時30分
場所:狛江駅前(改札でて左手広場か左手駅沿い直進泉の森会館前)
   →むいから民家園前(15時30ごろから)

よろしくお願いします。

2012年10月19日金曜日

tocoro展 岡田直人 2012


三軒茶屋にあるtocoro cafeさんで、10/20〜10/22まで「tocoro展 岡田直人 2012」が開催されます。

数が少なかったため品切れしてました芋けんぴも入荷します。



それはさておきこのtocoro展、一見の価値アリです!

いつもはカフェの空間が、完全にギャラリーになる3日間。
シンプルな木のカウンターに並ぶ白いうつわたち。
それらの多くは、店主の上村さんが岡田さんと直接言葉を交わし、作り上げたここだけのもの。

今年で7度目。
積み重ねてきた信頼と作り手としてのぶつかり合いで生まれる本気の展覧会です。

いやー楽しみ!
今年はどんなうつわが並ぶのでしょうか。

定番のトコボウルやカレー皿は並ぶようですよ。
新作も試作を少し見せてもらいましたが、より普段使いによさそうなありそうでなかったカタチでした。
釉薬は四種類ありましたが、いつもとは違うタイプのものに惹かれたのは、ぼくの好みが変わったのか、tocoro cafeと岡田さんが新境地を開いたのでしょうか。


明日からの3日間。
ぜひ素敵なうつわを見に三軒茶屋・tocoro cafeにお立ち寄りください。


2012年10月15日月曜日

しゅんかしゅんか

しゅんかしゅんかのHPより











国立にある「しゅんかしゅんか」さんにて、「flip-flopと」の芋けんぴをお買い求めできるようになりました!

しゅんかしゅんかさんは、地元国立の新鮮野菜や日野の採れたて卵など鮮度と旬を大事にし、その土地で作られるものを販売しているお店です。


契約農家さんの畑に直接行って、言葉を交わし、その声をお客さんに届ける。
それってすごくいいなあと思うのです。

ぼくも埼玉の濱中農園さん、地元狛江の農家さんたちと会える機会がありました。
そこで野菜が作られているところを見たり、どんな想いで野菜を育てているのかを感じられたりすると、そういう野菜はすごく気持ちよく食べられるし、おいしいんです。

農家さんの方も、自分の野菜を使う人、食べてくれる人の声が聞けるとうれしいし、励みになってさらにおいしくなると思います。

こういううれしい循環を、しゅんかしゅんかさんのようなお店があることで作り出されています。


でも、こういう今までの枠にとらわれないことを続けていって、新しい仕組みにしていくのはものすごーく大変です。
ぼくも芋けんぴでなにかしら応援できたらなと思ってます。

国立やその周辺の方ぜひ一度お立ち寄りください。
よろしくお願いします。


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くにたち野菜 しゅんかしゅんか(HP)

東京都国立市中1-1-1
10:30〜19:30
月曜定休
042-505-7315



2012年10月9日火曜日

14日イベント

今週14日はこちらのイベントに参加します。

インストールの途中だビル オープンアトリエ“BIRTHDAY”

狛江の「朝ごはんの会」のメンバーであるスガルトさんが入居する、品川区中延にあるこちらのビルは《ビル型共同アトリエ》ということで、現代美術家、ファッションアーティスト、演劇団体、映画監督・映像制作、ジュエリーデザイナー、まちづくり会社などかなり個性のある方たちが集まっているようです。

普段は見学できないこの空間に、どのような空気感を作り上げるのか。

ぼくはリヤカー引いて顔を会わせる仕事をしてるわりに結構な人見知りなんですが、でも自分の知らない分野の人やモノには興味があって楽しみです。


こちらも「朝ごはんの会」メンバーの茶茶さんが焼き菓子と飲み物を。
うちは、紅はるか紅あずま人参芋パープルスイートロードの4種の芋けんぴ(300円)を。

ぜひ遊びにきてください。

2012年10月8日月曜日

こまめ市を終えて















狛江市むいから民家園でおこなわれた「こまめ市」は無事終了しました。
午前中はあいにくのお天気でしたが、午後から日差しも差し気持ちのいい時間を過ごすことができました。

このイベントには一昨年から参加させていただいてて、この場所を知るきっかけになった「朝ごはんの会」のメンバーと共に、かまどで炊いたご飯のおにぎりとお惣菜のセットを販売しました。

「朝ごはんの会」にはほぼ2年前から参加しています。
月一回この場所で朝ごはんをみんなで食べる活動の手伝いをしながら、次第にこの場所やおもしろおかしいゆる〜いメンバーとのつながりが楽しくて、おにぎりを握ったりしたらすごくよろこんでくれてうれしくて、とうとう狛江に引っ越してきました。

そしてこの「こまめ市」。
子ども達がかけ回りながら、丁寧に作られたものが並び、縁側や畳の上でごはんを食べる。
今年はそんな風景のなかに芋けんぴをポリポリかじる景色も加わりました。


これはね。いいんですよ。
なかなか味わえないものだと思います。
でもものすごく自然。

こういう景色が増えたらいいなあと思います。


楽しかった!!
みなさんありがとうございました!

2012年10月4日木曜日

10月の営業












いよいよ今週7日はむいから民家園にて「こまめ市」がおこなわれます。
暑くなったり寒くなったりと不安定なお天気ですが、週末は3連休だし晴れてほしいものです。

さて、その後の10月の予定を更新しました。
リヤカーでの販売は、13日(土)21日(日)27日(土)におこないます。
新芋ならではのカリッとした歯ごたえとすっきりとした甘みをぜひお楽しみください。

そして28日(日)は山梨県勝沼の「つぐら市」に参加します。











8月にもお邪魔させていただいたのですが、木漏れ日のもれるぶどう棚の下、すてきなお店が並んで気持ちのいい空間でした。
この時期は紅葉したぶどう棚が見られるそうで、とても楽しみです。


2012年10月1日月曜日

こまめ市












台風も過ぎて今日から10月です。

今週7日の日曜日は、リヤカー販売させていただいてるむいから民家園で「こまめ市」が行われます。
狛江に所縁のある作り手さんのブースやワークショップ、飲食コーナーなどがあります。

芋けんぴも販売しますが、ぼくは古民家のなかにあるかまどで炊いたご飯で、炊きたておにぎりを作ります。
おいしいお惣菜とお茶のセットを古民家のなかでゆっくりと食べられます。

茅葺き屋根の家の広い畳の部屋を子どもたちがかけ回っている姿は、東京とは思えないゆったりとした気持ちにさせてくれます。

お時間ありましたら、ぜひのんびりしにきてください。


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こまめ市
10/7(日) 9:30〜16:30
むいから民家園【MAP

出店ブース
木工作品[ ki-to-te ]
シルバーアクセサリー[ sugarto ]
子供服、バッグ、アクセサリー[ kubomi ]
鉄製品、洋服、布小物[ omoto ]
天然素材のカバン、雑貨[ 神定紀代美 ]
ベビーこども用品他[ Couverture ]
吹きガラス作品[ ありたま ]
羊毛フェルト作品[ クロさんの羊毛フェルト ]
草木染手織香袋、小袱紗[ 小泉加世子 ]
布・染作品[ 藤原和美 ]
手作り小物、手提げ[ キララの会 ]
狛江蜜蝋加工品 [菜々や]
狛江こだわり陶器[ 踊窯 ]
狛江産品の加工品[ comame ]

飲食
かまど炊きご飯(総菜とお茶付き)
パン、芋けんぴ
地場野菜を使った総菜&軽食




2012年9月29日土曜日

30日販売


明日30日は狛江、茶茶さんでの販売を行います。

しかし台風接近のため、ぼくが直接販売するのは12時〜15時までになります。



茶茶さんでは、今後も引き続き芋けんぴを買うことができるので、お時間合いました時にぜひお立ち寄りください。

よろしくお願いします。

2012年9月28日金曜日

今週末のリヤカー販売










30日より予定していました芋けんぴのリヤカー販売は、台風が近づいているため明日29日に行うことにしました。
時間は昼すぎを予定していて、場所は狛江駅周辺やむいから民家園などを回るつもりです。
くわしい場所はtwitterを参考にしてただけると助かります。

30日の茶茶さんでの販売は天候の様子を見て、判断させていただきます。
決まり次第発表しますので、よろしくお願いします。



ちなみに上の画像はなにに見えますか?




答えは「芋けんぴを揚げている鍋を上から見たところ」です。
わかったでしょうか?

こんな絵の入った簡単なリーフレットを作りましたので、ご興味もたれましたらぜひもらっていってください。


2012年9月24日月曜日

ついに!














鹿児島県久木田農園さんより、さつまいもが届きましたよー。

ついにきました芋けんぴの季節。


いよいよ30日(日)より販売を開始します! お待たせしました〜

30日は午前中はリヤカーでの販売。午後からは茶茶さんの店内で販売させていただきます。
また詳しい動きは当日のtwitterで確認していただけると幸いです。


メニューをお伝えする前に、2シーズン目を迎えた芋けんぴの販売。
初めてだった2011年度は、味付けを変えてみたり、太さを変えてみたり、作り方を変えてみたりといろんなことに挑戦してみました。
2012年度は、テーマをひとつに絞り、基本をしっかりとしながらも、そこから広がる可能性を見つけていきたと考えています。

ということで今年度のテーマは『揚げる』。












芋けんぴはさつまいもを切って、揚げて、砂糖みつをからめたシンプルなお菓子ですが、『揚げる』をひとつとっても奥が深いです。

揚げ方が違えば食感、風味は変わってきます。
また同じ揚げ方でも、さつまいもの種類が違えばその芋なりの食感、風味が味わえます。
芋の特徴を引き立てる揚げ方なんていうのもあるでしょう。
そしてさつまいもは、同じ種類、同じ揚げ方でも時期によって特徴が変わります。
でんぷんの多い新芋の季節から、熟成されしっとりと甘くなる寒い季節。
いろんな楽しみ方ができると思います。
ぜひ自分なりの芋けんぴの楽しみ方を見つけてみてください。

まずは久木田農園さんから届いた、
紅はるか
紅あずま
パープルスイートロード
人参芋
4種類の新芋をスタンダードで食べやすい揚げ方でお出しします。


みなさんとお会いできるのを楽しみにしています!
よろしくお願いします。

2012年9月21日金曜日

こうじ



今日の空の色は、夏の名残と秋を感じさせる不思議な空でした。


最近、米麹を作ってみました。

米麹は、蒸したお米にコウジカビという菌を繁殖させたもので、今話題の塩麹や、古くはしょうゆや味噌、お酒などを作るのに使われてきました。

ぼくの麹との出会いは去年の鹿児島に行った時で、さつまいもの視察とは別に、個人的な興味で焼酎の会社を見学させてもらったときです。












あの当時は今ほど塩麹も知られてなく、麹がどういうものかも知りませんでした。
でもこういうお酒作りや、梅干し漬け、あんこを煮るなど、昔から続いている時間をかけて作るモノづくりが前から好きでした。
そういうものの作り方を知るのは、その歴史や今とは違う時間の流れ、なんでも機械化するわけでもなく自然と一緒に生きているような手仕事感みたいなものが感じられ、とてもおもしろいです。

この小正醸造さんでは、大量にできる工場とは別に焼酎の手作り蔵があって、今でも昔ながらの作り方で焼酎を作っています。
そして新入社員の方は、どんな配属になるにしても最初はこの手作り蔵で一から焼酎作りを体験してから各部署で働くそうです。たぶんやるのとやらないのでは全然違うだろうなあ。すごくいいと思いました。



話しは戻って、自宅での米麹作り。
最初は衣装ケースを麹室として、蒸したお米に種麹(もやし)をすりこんだものにビニールと毛布をかけ、アースノーマットの本体で温度を管理しようとしました。
しかしアースノーマットではコウジカビの繁殖に必要な30℃以上を保つのは難しく、あまり繁殖してくれませんでした。












2回目は電気ポットのふたを少し空けて温度を上げてみると、わりとうまくいきました。
でも水滴が垂れるので米麹についてしまうと別の菌も繁殖してしまう可能性があります。
しかし麹の繁殖は順調。












このままおいしい米麹になって、甘酒や麹漬け、いつかはこれで味噌作りなんかもしてみたいです。

2012年9月14日金曜日

粉もの


芋けんぴのモトの販売を始めて4ヶ月が経ちました。

さつまいものない時期はどうするの?ということで、芋けんぴの名前の由来となったケンピの存在を知りました。
そこから芋けんぴから小麦粉を使った粉ものの分野に乗り込んで、相変わらず独学で試行錯誤し、なんとかよろこんでもらえそうなものができました。

しかし粉ものも歴史ある奥深い世界。
足を踏み入れたばかりのぼくは、この4ヶ月間作りながら感じたこと、試したこと、いろいろあるのでその報告をしようかなと。


よくパンやうどんなどで、季節やその日の湿度によって水分量を変えるとかって聞きます。
あと洋菓子は目分量じゃなくてきっちり量って作ること、とか。
やってみて気付いたのは、粉ものは本当に水分調整が大事だと痛感しました。
ほんのちょっとの違いで、焼き時間や焼き上がりにずいぶん差がでてしまう。

なのでおからを焼き菓子に使うにしても乾燥おからを使ったり、野菜を使うにしてもパウダー状に加工されたものを使う方が安定した品質を保てます。

ぼくも最初はおからを煎って乾燥させてから使っていました。
それで一度品質は安定してきたかなあと思っていたのですが、乾燥させるとふるいにかけたりしても少し固まりができてしまう。

せっかくの林豆腐店さんのキメの細かいおからなのに。

そもそもおからは大豆を豆乳とおからに分けたもので、おからが最初しっとりしているのは豆乳を含んでいるから。

作る時にたくさん豆乳を入れるのに、おからに含んだ豆乳を乾燥させてしまうのはもったいないなあ。

そんなことを考えて、おからを乾燥させずに使う方法を探しました。
8月後半くらいかな。そして今はその方法でも安定したものが作れるようになりました。


あと野菜について。
これもパウダーを使えば楽なのでしょうが、その選択肢は最初からありませんでした。
というのも、縁あって汗を流し苦労しながらもおいしい野菜を作っている方がいる。
その姿や土の上で育つ野菜たちを見ていると、ぜひこの野菜の良さを味わってほしいなあと思ったからでした。

これって気持ちの問題なのかもしれません。
パウダーだって無農薬だし栄養もそのままにおいしいものが作れると思います。
それでも例えば、工場の中で水耕栽培で管理されたサラダ野菜より、土の上で害虫と戦いながら作られたサラダ野菜の方を食べたいとぼくは思いますので、生の野菜を使ってけんぴを作っていきたいです。


そんなわけで、季節限定のトマトバジルの他、定番のおからやえごまもちょっとずつ進歩しています。
現在、狛江「茶茶」、三軒茶屋「tocoro cafe」、あと日野「ギャラリーカフェろうる」、青梅「イル テンポ ボーラ」でご購入できます。
どこも個性があってすてきなお店ですので機会がありましたらお立ち寄りください。
(遠くからお越しの場合、事前に電話で営業の確認をお願いします。)

9月終わりか10月始めには芋けんぴが登場する予定です。
芋けんぴのモトは今のうちかもしれませんよ〜。




2012年9月10日月曜日

すがや いも松葉



今日の芋けんぴ。

【いも松葉】
メーカー すがや 
所在地  埼玉県川越市脇田町8-2
参考価格 525円
内容量  170g


東京にしがわ大学の授業で川越に行ってきました。
国分寺ー本川越を結ぶ西武鉄道に乗って、西武鉄道の成り立ちや川越駅との関係、川越という街の歴史に触れる授業でした。

川越と言えばさつまいも。
ぼくの目的の半分は(それ以上かも)それでしたが、いつもとは違う視点で人や景色に触れ、意見を交わすのは固まった頭がほぐれるような新鮮な気持ちになってよかったです。


そんなわけで川越で早速購入したのが、この『いも松葉』。
川越では古くから『芋けんぴ』のことを『いもマツバ』と呼んできたそうです。
購入したのはにぎやかな商店街の中でひときわ懐かしさを感じさせる店構えの「すがや」さん。
















ここの店員のおばちゃんがおもしろくて、けんぴの名前の由来やなぜか鳴門海峡のうずまきの話しなどで盛り上がりました。
62年続いているお店だそうで、店内には川越名物のいも松葉やいもせんべいの他にお米で作ったせんべいが一枚ずつ売られていたり、昔懐かしい駄菓子が売られていました。

それで食べた感想ですが、大きめの砂糖の粒が表面に白く固まっていてザクッと堅め。
一般的に売られているような甘い芋けんぴですが、手が止まらないのは相変わらず。


その他川越では、亀屋栄泉さんという川越の伝統銘菓発祥といわれるようなお店に行きました。
そこの芋菓子の歴史館は芋菓子をいかに伝統銘菓にしたかといった成り立ちを見ることができ、芋掘り券と弁当券が一緒になった切符なんかも展示されていておもしろかったです。
そして意外な発見で、しょうが味の芋けんぴは川越ではずいぶん昔から作られていたようでびっくりしました。

今度川越に来たらここのお菓子をレポートしたいと思います。

2012年9月1日土曜日

変更

残暑続く日々ですがみなさんいかがおすごしでしょうか。

ぼくは夏生まれですが夏に弱く、この時期は体重が減ってしまいます。
食欲的にも芋けんぴの時期的にも秋が待ち遠しいですね。
でも秋の気配を探ってみればすぐ近くまで来ているかもしれません。
野菜売り場にも新物のさつまいもが並び始めてるしね。










しかしまだ暑いうちは夏限定の『芋けんぴのモト トマトバジル』がオススメです。
今回ちょっとだけ改良しまして、材料のおからをじゃがいもに変更しました。
これによりポリポリ感UP!さらに野菜の旨味も加わって塩気との相性さらUP!
食欲がないけど小腹が空いた時などのお供にぜひ。










さらに細かい変更点として、のしに使っている紙がルーズリーフからプロジェクトペーパーに変わりました。
このプロジェクトペーパー、方眼用紙のパイオニアとして1982年から販売されているロングセラー商品だそうです。(同い年!)

その紙質はちょっとハリがあってどんな筆圧でもペンがスルスル動く感じ。
方眼用紙だから手を動かしながらも整然と考えをまとめられそうな印象です。
ルーズリーフが大学生のイメージなら、プロジェクトペーパーはパソコンだけに頼らず自分の頭や体を使って仕事するデキる社会人といったところでしょうか。

そんな妄想をしながら触ってみるのもおもしろいかもしれません。

現在、狛江 茶茶さん、三軒茶屋 tocoro cafeさんにて販売していますので、見かけましたら手に取ってみてください。


2012年8月2日木曜日

冷(ひや)


こんにちは。
高温注意報の市内放送が毎日聞こえる狛江です。

「高温」とか「猛暑」とか、見るだけで暑くなりそうな文字を目にする毎日ですが、今日は「冷(ひや)」の話。

先日より発売になりました「芋けんぴのモト トマトバジル」は冷やしておいしい『冷けんぴ』というシリーズとして、上にある冷けんぴマークがついています。

夏はついつい冷たいもの、清涼感のあるものにひかれるもの。
定番の「冷やし中華」にはじまり、ちょっと調べただけでも「冷やしラーメン」「冷やしたい焼き」「冷やし大福」「冷やし甘酒」「冷やしクリームパン」「冷やしシャンプー」などなど、冷やしシリーズはこれからも増えそうな勢いです。

そしてその冷やし感を表現するために、看板、ロゴにもいろんなバリエーションがあります。
といっても基本となるのは、かき氷が食べられる目印となるあの「青い波が立っている上に赤い氷の文字」が入っている吊り旗。
あの筆書き、波、旗の3つが夏の三種の神器といっていいほどの定番表現になっているようです。

なぜこんなにも定番になっているのか?
今回冷けんぴのロゴを考えていると、なんとなくその理由が見えてきました。

冷たさ、涼しさを連想させるものといえば、水、氷、風、川、海、アイス、冷蔵庫、扇風機、風鈴などなど。
これって絵で表現しようとすると難しいものばかりです。氷は透明だし、風は見えないですからね。
だから、昔から暑い日に涼を運んできたかき氷のあの旗が、冷たさ、涼しさを表す定番になったのだろうと想像しました。

それとは別に冷たさを表す有名な広告に「プール冷えてます」というのがあります。
あのゆる〜い感じが、夏のプールを漂っているような、暑い店内でかき氷を食べてる昼下がりのような雰囲気が出てぼくは好きです。


そんなわけで、冷たさ涼しさを表現するものひとつでも、いろんなおもしろい視点があります。

「冷けんぴ」のロゴはどうでしょう。

夏の暑さに気を取られず、冷たさ涼しさの表現に目を向けて街を歩くのはおもしろそうです。

2012年7月31日火曜日

狛江・茶茶にて

狛江の茶茶にも『芋けんぴのモト トマトバジル』が入荷しました!

ただいま茶茶では、布と鉄の作り手「omoto」の展示『夏の色、夏の空』が開催されています。
omotoのお二人とは狛江で縁あって仲良くさせていただいてるのですが、作っているものとか、使っている道具だとか、そもそもの暮らし方の部分でも本質を大事にしているように見え、すごい人たちだなあと思っています。


本質っていうと、ぼくもあんまり好きな言葉じゃないんだけど、心が素直に「なんかいい」と思える感じ。
例えば、ちょっと古いけどかわいらしさがあったり、無骨だったりする古道具。
自分たちで柿を取って柿渋を作って染め、山で猟をし生命をいただく暮らし。


そういったものを普段の日々としているお二人の作るモノは、やっぱり「なんかいい」。
ぜひomotoの服や包丁、そして最終日は古道具も並ぶそうで、機会があればぜひお越しください。




そして茶茶では今がおいしい夏野菜を使った料理、夏にぴったりスープカレー、そして日本酒を使ったプリン!なんてデザートもあるので一休みしていってください。




そして、ついでに『芋けんぴのモト トマトバジル』もよろしくお願いします!笑





2012年7月29日日曜日

芋けんぴのモト トマトバジル

こんにちは。いよいよ夏本番ですね。
お待たせしていました芋けんぴのモトの新作『トマトバジル 』がいよいよ登場です。
















トマトは埼玉の濱中農園さんから。
バジルはこちらもおいしい野菜と、大学で勉強されたというハーブを作っている小町さんの畑から。

堅い食感が特徴の芋けんぴのモトですが、夏はなかなか噛むのも大変に感じるくらい。
もちろんがんばって噛むことで食欲のない時でも満腹感を得られたり、脳が刺激されたりといいことはありそうなのですが、今回は夏でも楽しめるものを目指して作りました。

まず食感は、米粉を使うことによって噛むとカリッ、ポリポリ、、、と今までよりも軽めに。
いつものようにおからが入っているので、口の中に粉っぽさも残らず食べやすい。

味はトマトの甘みと相性がいいバジルの香り。ほんのり塩味。そして隠し味で苦みと酸味を感じさせるものが入ってます。これは食べてのお楽しみ。

そしておすすめの食べ方として、ぜひ冷蔵庫か冷凍庫で冷やして食べてもらいたいです。
ぼくは 冷凍庫で30分もすればヒエヒエの冷たいけんぴをガリガリ食べるのが好きです。
食感もよりカリッとして食べやすいです。


明日30日(月)より、三軒茶屋のtocoro cafeさんで販売します。
他のお店でも販売始まりましたら順次お伝えします。
よろしくお願いします。

※少量ですので品切れの場合はご容赦ください。

2012年7月25日水曜日

草取り

埼玉の濱中農園さんに行って、草取りとじゃがいもの収穫をしてきました。






きゅうりのトンネル








きゅうりがたくさん
花粉を運びにハチもたくさん

きゅうりって葉っぱもトゲトゲしてます。





中玉トマトのレッドオーレ
太陽の光を吸って力強い甘み
すっごくおいしかった






大玉トマトの麗夏(れいか)
大きなトマトがゴロゴロと成っています
ちょっとアンバランスなくらい
重みで傾いてます









さつまいもは順調に成長中
草がたいへんなことになってますが。笑





じゃがいもの写真を撮るの忘れました。。

いやー、夏の農作業はたいへん。
農家さんはまだ涼しい朝5時あたりから作業しているそうです。
おいしい野菜が食べられるのはこの作業があってこそ。
本当に農家さんには感謝感謝です。


濱中さんの畑は無農薬無化学肥料で10数年前から試行錯誤を続けています。
けっこうな広さなものだから、けっこう野性的な状況になっているところもあるけど、育った野菜はほんとにおいしい。

今日草取りをしてて、いろんな草があって、いろんな虫がいて、きれいな畑では感じられないような自然の生命力のようなものを感じました。それがおいしさの秘密なんでしょうか。

あとひさしぶりに「おけら」を見つけました。
おけらって見たことありますか?
3cmくらいの虫で穴を掘るための立派な前脚があって、しかも短い毛に覆われた体は水に浮き水上を泳ぐことができます。
そしてなんと今調べてみると、空も飛べるみたいです。

地中を掘り、水上で泳ぎ、空を飛ぶ。
大人になるとけっこう虫が苦手になったのだけど、小学校の頃おけらかっこいいー!って思ってて、今日ひさしぶりに見たおけらもなかなかかっこよかったです。

2012年7月17日火曜日

六行会チルドレンズフェスティバル

こんにちは。
カラッと澄んだ空の蒼さともくもくとそびえる入道雲を見ると、すっかり夏の空という感じですね。

さて、イベント出店の案内です。
7/21(土)に品川の六行会ホールで行われますチルドレンズフェスティバルに出店します。
公演されるのは、山猫合奏団さんの「注文の多い料理店」と「どんぐりと山猫」。
その公演の会場で販売しますので、公演前後、休憩時間等にご利用ください。

「注文の多い料理店」と「どんぐりと山猫」。
これだけでピンとくる方も多いでしょうが、どちらも宮沢賢治の作品。
ぼくも2年前に山梨へ旅行に行った時、旅のお供に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読み、普段と違う山梨のすてきな景色と相まって、その不思議な魅力をじゅうぶんに味わったことが思い出されます。

山猫合奏団さんは、その宮沢賢治の世界に演奏を組み合わせ、歌とも朗読とも違うMusical Story Telling という演奏を見せてくれるそうです。
ぼくも販売の合間にちょこっとのぞかせてもらうつもりで、すごく楽しみにしています。

ご興味ある方はぜひ。
子供と一緒に楽しむのもいいし、大人でも楽しめると思います。
前売りの問い合わせはこちらかぼくの方でも受け付けてます。



2012/07/21 六行会チルドレンズフェスティバル2012夏IN品川
演目:どんぐりと山猫,注文の多い料理店
場所:六行会ホール(東京都品川区)
出演:語り:高山正樹・宇夫方路,ピアノ:白石准


そうそう、「flip-flopと」からは夏に向けた新商品を先行販売する予定です。
夏を感じるけんぴ。
なかなかおいしくておもしろいものができそうなので、こちらもお楽しみに!

2012年7月9日月曜日

雑草



リヤカーなどで歩いて移動することが増えて、道ばたに生えている雑草に、目を向けることが増えました。

野草っていうと、ちょっと繊細な感じだけど、好き勝手に伸び放題茂り放題な感じはまさに雑草。
ドクダミとか、よもぎとか、スギナとか。
ピンクの花が咲く三つ葉のクローバーとかツユクサとか。

自分でも意外と見たことがある雑草が多いことに驚きました。
なんでかというと、子供の頃雑草で遊んでいたんですね。
田舎だったので、雑草なんてそこらじゅう生えていました。
そういやナズナをじゃらじゃらならしたり、草笛ふいたりなんかもしてました。

でも今思うとなんでそんなに雑草で遊んでいたのか思い出せません。
子供って遊ぶネタを探すために、とにかくその辺りにあるものを触ってみたり、抜いてみたりしてたのかもしれません。

そんなわけで、雑草を見ると子供の頃を思い出します。

ちょっと雑草のことを調べてみると、ドクダミってすごい繁殖力なんですね。
それを知ってみてみると、たしかに至るところにドクダミが。

あとミントもすごいらしくておどろきました。
香りが良くていいじゃんと思いましたが、これもよく見ると、家の隙間にちょっと植えてみたであろうミントが雑草化している光景を目にすることができました。


最近気になっているのが、「ヤブカラシ」という雑草。
薮も枯らすというすごい名前で、濱中さんのところの畑で、抜いたらへびみたいな長い根っこが出てきてびっくりしました。
これも調べてみると繁殖力の強い雑草で、あんまり見たことないなあと思っていたのですが、これがヤブカラシだってわかるようになってからは、とにかくすごいです。
ちなみに写真に写っているのがヤブカラシの花。

これまた至るところに生えています。
道路脇の生け垣の中から顔を出していたり、今日見たのは、木に巻き付いていてどこからどこがヤブカラシなのかもとの木の葉っぱなのかわからないのもありました。
あまりに豪快に生えているので、地表の何パーセントかは浸食されているんじゃないかと心配になるのですが、みなさんの周りではどうでしょうか。

2012年7月6日金曜日

アオゾラ市に参加しました












7/2,7/3に立川で開催されたアオゾラ市に参加しました。
多くの方がお越しくださり、ありがとうございました。

また、今回は『アオゾラ市 vol.9 with タマツナプロジェクト』として主催のアオゾラ市の方と協賛の多摩川信用金庫の方の想いのこもったとてもいいイベントだったと思います。

いろいろと学ぶことがあったり、刺激を受けたりと、良い経験ができました。
本当にありがとうございます。


こういう大きな手作り市のようなイベントに参加するのが初めてで、準備、運搬、設営など全て手探りで、改善できるところはたくさんありました。
会場について早々にショックを受けたのは、他の出店者さんのディスプレイがすごくきれいだったこと。
台や小物をうまく使い高さを出して見やすくし、値札の付け方もわかりやすいしかっこいい。
一方のうちのディスプレイは、事前のなんとなくのイメージは当日にパーツを忘れてしまい実現せず(結局持っていってもセットできなかった)、いつものアルミ番重に商品を並べてふたにメニューを貼るだけ。。
いやー、お恥ずかしいかぎり。まだまだ勉強です。

でも主催者の方が用意してくれた、出店者のプロフィールを書く紙は好評で、出店の経緯(学習机設計→おにぎり屋→芋けんぴ屋)は多くの人との会話のタネになりました。

あともうひとつ自分のところでいうと、買いやすいもの、人気のもの、売れて行く順番などメニュー構成を考えるのに大変参考になりました。
これを活かして次はもっとよろこんでもらえるメニューにしたいです。


実は自分のことで精一杯で他の出店者さんと話せたり話せなかったりしたのですが、
『今の自分のままではじめよう、多摩でつながろう』
がコンセプトの今回のアオゾラ市。

そもそも僕がこの市に紹介いただいたのは、国立にあるつくし文具店の日直をやっていたつながりからでした。

つくし文具店の日直をやることは、全然特別なことじゃなく、やりたいと思えばだれでもやれることで、それがアオゾラ市につながって、「今の自分のままではじめよう」という言葉がとてもしっくりきたのが出店を決めたきっかけです。

今まで買う側としてこういった市を見ていた時に、出店している方たちはいろんなつながりを持っている特別な人たちなんだろうなあと、漠然と思っていました。
正直「つながり」という言葉は苦手で、ちょっとウッと身構えてしまいます。
なんなのでしょうね。この感じ。

今回出店して簡単にいうと「つながり」が生まれました。
でもあえてその言葉を使わずにいうなら、「一緒におもしろいことができそうな予感」。もしくは「この人がやっているおもしろいことをだれかに伝えたい!」という想い、でしょうか。


なんだかまとまらなくなってきましたが、最後に思ったのは、まずは自分のおもしろさを磨くことが大事だな、と。そしてそこからつながりが生まれればいいな、と。

今の自分のまま、というのは楽なことじゃない。

2012年6月30日土曜日

できました














アオゾラ市にむけた『芋けんぴ』と『芋けんぴのモト』できました。

さつまいもが出回らない時期に、芋けんぴを感じるものとして作った『芋けんぴのモト』。
その堅さと形から芋けんぴの名前の由来とされる「ケンピ」をアレンジしたものとして、なかなか無い堅さと、でも噛むほどにじんわりと風味や味が広がっていく素朴さが、これまたじんわりと、いろんな方に広がっているようでありがたいかぎりです。

おいしいものを作ってよろこんでもらいたい、それが一番の望みですが、なぜ芋けんぴなのか?
いまだにうまく語れないのですが、芋けんぴだけじゃ伝わらなかったものが、芋けんぴのモトがあることで少し伝わるような気がしています。

食べるとわかりますが、堅い!です。
でも堅いことを良しとしているわけではありません。

おいしいとは何か。また食べたくなるもの。人に食べてもらいたいもの。
まだまだ自分なりに考えていきます。

そんな『芋けんぴ』と『芋けんぴのモト』
どうぞよろしく。


…と、ここで終わりじゃありません。
本題がまだでした。

芋けんぴのモトのラベルは自分で印刷して、切って、巻いてます。
業者さんに発注するところまで自分が動けてないだけですが、せっかく自分で印刷しているので、その印刷する紙でいろいろ遊んでいます。

今までは「おから」が和紙。「えごま」がクラフト紙でした。
しかし今回「おから」の和紙がなくなってしまったのでルーズリーフの方眼紙を使ってみました。(写真のもの)

これが結構いい感じ。

学生のころノートとして使っていたものがラッピングとして使われている。
ぜひその懐かしい質感といつもとちがう使い方を楽しんでみてください。